遺品整理を行う際に、私達は故人とのきれいな想い出を大事に心の中に残しているでしょうか?
日本の古い考え方で「生前に持ち主が本当に大切に扱っていた品物には、その人の魂が宿る」という考え方があります。
故に、故人の近しい人物は生前の持ち主の魂や心を引き継ぐ(または、大事に手元に残しておく)という意味で遺品を形見として持ち続けることになります。
もっとシンプルに考えると形見としての品々を受け継ぐ人が故人が元気だった頃のことをいつまでも忘れたくないという感情にも結びつきます。

流石に現代社会の中で日本古来からの「形見」や魂を受け継ぐという考え方に則って、ご家族や親戚が亡くなった際の遺品整理というプロセスを実行に移す人はいないでしょう。
逆に言えば、それだけ現代人は故人との大切な想い出をきれいな形で引き継いだり残しておくという感覚が見られなくなったという証拠でもあります。
中には一種の通過儀礼のように、処理をおこなっている家庭も存在するかもしれません。

これが他人の遺品を処理する際の出来事であれば、特に問題は無いでしょう。
例えば、マンションやアパートを管理する管理人が老人の入居者が部屋で孤独死している機会に遭遇してしまうと速やかに処理を行うことになります。
プロの遺品整理業者に電話をして、即日または翌日には部屋に存在する全ての所持品、荷物の搬入から部屋全体の清掃までを委託するでしょう。
故人とのきれいな想い出などと言っている余地はありませんね。

これと同じことを自分の子供や両親、親戚に行ったと想像してみてください。
なんだか寂しくありませんか?
私が故人の立場だったら当然嫌ですし、自分の家族に対して無機質な葬式や遺品整理のやり方を行いたいとも思いません。
身近な人になればなるほど想い出はきれい大事に取っておきたいと考えるのが人情というものです。
プロの遺品処理の業者に依頼をすることが駄目と言っているのではなく、「本人の心の持ち方ひとつで故人が喜んでくれるか否かの境目になりますよ。」ということが言いたいのです。
僅かにでも人の道を説くのであれば、本来は人への供養とはそういう類の物事になります。







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